つながる人の輪 人材育成部会会議 第1回
令和6年11月27日にまちづくり協議会の【つながる人の輪人材育成部会】の会議を行いました。
参加団体の困りごとの共有と意見交換、部会の今後の方向性について話す場となりました。
つながる人の輪 人材育成部会 部会 第一回
日時 令和6年11月27日(水)15:30~
場所 コミュニティセンター大会議室にて
参加者(順不同・敬称略)
部会長・葛川学区「人権・生涯」学習推進協議会会長 山本伊三郎
葛川少年自然の家所長 田中義也
葛川小中学校PTA 副会長 篠田温子
葛川学区体育協会 副会長 出雲裕史
葛川まち協事務(葛川学区青少年育成学区民会議担当) 立石汐保
欠席
葛川小中学校
会議内容
各団体の困りごと等の把握・部会の方向性
葛川体協より
・役員のなり手がいない。
・予算組、事業計画、総会等も役員でしている。事務をする人材が偏り、次の成り手が見当たらない。
・各事業(運動会・グランドゴルフ)の計画~準備、片付けまでの人手不足。
・役員が長年固定されているうえ、他の団体の役と兼務している(今後の人口減少を考えると大変さを感じる。)
・市団体等への動員なども多い。
・他団体との事業調整ができておらず、行事が重なることがある。
・高齢化により事業へ参加する地域住民の減少を危惧している。
(スクールバス送迎やお弁当等試みたが)…幅広い年代が参加できるレクリエーション型スポーツの導入も検討している。
やることをこれ以上は増やせないので、現行事業を整理したうえで新しい事業にしていく必要がある。
意見:
「子どもたちを観に来てくれるお年寄りの集まる場は残したい」
「かようびサロンで、移住してきた子育て世代の母たちが地域のお年寄りと関わってくれている。そこから地域行事にも来て下さる方がまた増えたら…」
「体協役員は事業に手いっぱいで地域の方に呼び掛けるまで手が回らないのがネック。そういう部分をまち協主催行事等でサポートしてくれると助かる。」
「それぞれの集落で動いてくれる若手が直接声をかけてくれたりすることでより行きやすい。」
「教員と保護者が話をする場(語ろう会)で、運動会の開催月を10月にできないか、という声が保護者から出た。(9月に紅葉祭を開催、と入れ替えることで、特認希望の家族にも学校の活動を知ってもらいやすく、9月末〆切の決断の後押しになるのでは、というのもある)」
「事業日程を各団体が突き合わせて、重ならないよう調整をまち協主導でやってほしい。」
「学校も、学校に関わる地域行事しか把握していなかったりするのでは。」
「民児協でボッチャをやった。よかった。高齢者でも参加しやすいスポーツなのでは。」
人推協より
・大津市主催の講座(年5~6回)に動員の声がかかるが参加できない。
・北部ブロックの大会が回ってくる。(年1回、秋の集会。4年に一度回ってくる)それすらも大変。
【やっていきたいこと】
・子どもたちと関わること。人権標語などしている(子どもの人権意識を高める取り組み)が、大人の人権意識を高める取り組みも何かしたい。
・ふれあい給食に子どもたちの手紙を添えたい。(他学区の取り組みでいいなと思ったこと)子どもとのつながりができるといい。
・新たに、一年に一回人権について深める取り組みをしたい(4年に一度回ってくる以外の年)。知りたい、わかりたい意欲が上がっているのでは。
意見:
「新たにやりたいことがある、というが、人手は大丈夫か」
「この先人手が増えることはありえないので、「併せる」ことだと思う。文化祭の日に当てこんでするとか、ビンゴ大会の中に入れていくとか」
「人推協として年一回新たな取り組みをするのはマンパワーとしては難しい。そのための部会。幅広い年代が参加する行事に合わせていく等の工夫が必要。」
PTAより
・入学希望者の減少。バスの席数問題にここ数年関心が向いて、議論が集中した。
・昨年度、小学校から中学校に上がる生徒数が激減し中学校の生徒数減少が浮き彫りになった。新規学生獲得も、中学生からの新規生徒も少なく、教員の配置人数も減ることも懸念されている。
・特認校が始まったころの原点に戻っている。葛川の魅力とは?保護者・生徒・地域・OBそれぞれの感じる魅力をまとめて発信できないか。
・地域学校共同活動推進員(地域と学校を繋ぐ)…宮嵜さん
・地域・子ども・保護者が集まり地域の魅力を語る場をまち協主催で開催予定(R6年度内)(後日確認。その予定はなく、昨日や役割としては学運協が担う内容であるというのもあり、別の形で意見を集約するような動きを考えているとの事。)
意見:
「特認校になってから入学希望の多かった保育園からの入学希望者が減少して。共働きなので通わせやすい仰木でいい、という家族も。」
「そもそも葛川の魅力が伝わっているのかどうか?魅力が伝わればまた変わるのでは。」
「小中一貫校にする話も、職員室をひとつにするなど難しく進んでいない」
「学校運営協議会でも入学希望者のことを確認してみたい。」
「特認始まりの頃は中学校から来はじめた子も多かった。KCLのような花形の取り組みを小学校の子は負担に感じるのか?重荷に感じるという声も聞いた。」
「太鼓廻しを経験した子は卒業しても戻ってくる子が多い。小学校時代でも地域と関わる機会が増え、葛川に愛着を持つようなきっかけが増えればいい。親子で地域行事に参加することで親も子も愛着を持てている。」
「学習の中に地域が関わる機会がもっと増えたらいい。」
「学校も地域もお互い遠慮しているように見える。」
「葛川の魅力はモノだけでなく人にある、と感じているが、関わり合いやコミュニケーションを学校に任せると変動があると思う。地域がイニシアチブを取っていいと思う。」
などの意見が出た。
自然の家
・市の施設・・・グランドゴルフなど、地域への協力もしながら地域を盛り上げることに関わっている。職員も関われるよう調整しているが、団体の受け入れ等の兼ね合いで職員の休みの日と重なることもあるので、可能な限り地域とつながり、プログラムも含め地域の魅力を発信したい。
・情報元として部会・まち協等と共有しながら動いていく重要性を感じている。
意見:
「今年度民協主催で自然の家で活動させてもらえた(飯盒炊爨)。大変良い体験ができた。」
「地域住民ともっとつながり、結びつく活動・行事があっていいなと思う。」
「昔はわらじづくりなどしていた。・・・現在も地域ボランティアに関わっていただいている。が、学校が主体なので、何を選ぶかは来所する学校にゆだねられている。」
「各学校が学区のことを調べ、それを持ってきて葛川住民の話を聴き自然を観察し、自分の住む地域と比べる・・・などできたらいいと思っている。」
「タブレットなども活用したいが、予算が取れずWi-Fiが繋げていないのが現状。」
「草木染など主催事業もしている。」
などの意見が出た。
学区民:補助金をより有意義に使うには
・組織としてはあるが、人として動く活動はほとんどない。
・例年事業内容に変化はなく、会計業務のみをまち協が担っている現状だったが、前任から申請や事業実施、学校とのやり取り等全般を引き継いで活動内容が少し変わった。
・今年度は会長が変わり、前会長の「子どもたちが帰って来られる場所を作ったらいいのでは」という話から、学校敷地内で植樹をする話が進んでいる。
・補助金の使い道が子ども達のためになっているのか?という問題提起もある。
・学区民主催でマンパワーが必要な行事を新たにすることは難しい。
・会計はまち協だが、会長をはじめとした子どもに関わる地域の大人(学校・PTA・保護者と地域)と、より有効な学区民の活動、補助金の使い道を決めていけることが理想。
意見:
「あいさつ運動は地域の方と顔を合わせる機会として意味があると思う。」
「為になっているか=無駄を省く、ということではなく、より子どもと地域がつながるきっかけとして使えているか。」
「社協の寺子屋事業に学区民会議も関わるのはどうか」
「学校にいる間だけでなく、卒業してからも、また、地域と子どもたちのつながりがより増すようなことに活用出来たらよい。」
などの意見が出た。
部会の方向性
まち協からのトップダウンから、みんなでやっていこうというスタイルに変わった。今後どうしていくといいか?
意見:
「将来的には、各団体の効率化はこの部会では難しそう。それぞれ理由があって独立している団体なので。まち協がハブになって行事ごとに対してマンパワーの斡旋をするなど、協力の呼びかけをしてもらえるとありがたい」
「部会として、というのはまだなかなか忙しいのでは。課題の共有はしたがこれ以上は進まない。他の部会もみながらでないと」
「PTAの魅力発信などでいえば、民芸保存会なども関わってくる。部会を固定するというより、議題により集まる団体を柔軟に変えていく方がいいのでは」
「各団体の活動や課題から見えるキーワードは「地域の魅力」「地域資源」だったように感じる。
地域おこし広報部会と一緒に部会を開く回があってもいいのでは。葛川のどこに魅力を感じているか、魅力を見える化することで、そこから地域おこし・地域と学校や人同士のつながりなど活動も活きてくるのでは。」
などの意見が出た。
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